NO.70
・相互支援のネットワークについて、詳しく教えて下さい。
相互支援のネットワークというのは、仕組みではありません。お互いが相手を応援しようという姿勢を持つことなのです。そしてそのためには自分からまず、まわりの人々を支援することからはじめます。支援された人ほど他を支援するようになります。そして結果として、相互支援のネットワークができるようになるのです。
もちろん相互支援を円滑に行うための仕組みをつくることも大切です。インターネットを使って誰かが悩んでいるのであれば、みんなで励ましのメッセージを送るという仕組みもあります。これは誰でも、何人でも、いつでも参加できる仕組みです。例えば自分が人間関係に悩んでいるとして、そのことをインターネットに載せます。名前はなくても構いません。すると翌日の朝には、何人ものメンターから励ましのメッセージが届きます。その仕組みには、励ましたいと思えば、他の社員、スタッフばかりではなく、その家族や関係会社の人々、さらにメンター希望者は誰でも参加できるというものです。このような仕組みをメンター・ネットと言います。
また、10人くらいのグループをつくり、1カ月に1回くらい集まり、時間を決めてそれぞれが自分の現状と問題をすべてオープンにして、みんなでどうすれば良いかを考えるという仕組みがあります。グループメンバーは基本的に固定化して本音で語り合う仲間をつくります。もちろん、会で話された内容は一切公言してはなりません。このような仕組みをフォーラムと言います。ここで大切なことは、どんなに良い仕組みをつくってもそれを価値あるものにできるかどうかは、そこに集まる人々の気持ちであるということです。他人を応援しようという気持ちがあれば、仕組みは無くても相互支援のネットワークをつくることも可能なのです。
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