NO.69
・積極的にお客様の接客ができません。
・どうしても控えめ目になってしまいます。どうしたら積極的になれますか。
先日、私は妻とある温泉町へ行ってきました。その途中、町はずれの山中に小さな陶芸のお店があると聞いて行ってみることにしたのです。ごく普通のやや古い一軒屋の一階を工房と店舗に分けていました。迎えてくださった女性はとても恥ずかしがりやなのか、ちょこっと頭を下げただけで「いらっしゃいませ」の一言もなく、じっとうつむいていました。たまたま妻が気に入ったお皿があったので数枚買うことにしました。その時、「これ下さい」と私が言っただけで、少しこっけいなほど慌てながらすぐに包装しはじめてくれました。私が妻よりも早く先に店から出て行ったところに、後から出てきた妻がとてもうれしそうにしていました。なぜなら、商品を受け取って帰ろうとした時に、その女性が小さな声で何かを言いながら両手で差し出してきたそうです。思わず、「えっ」と聞き返すとやはり小さな声「・・ふくろう・・」と言って差し出した両手の中に陶器の小さなふくろうがいました。「下さるんですか?」と聞いたところ、小さくうなずいてくれたそうです。その日、妻は一日中うれしそうにしていました。接客は積極的であっても、控え目であってもかまいません。大切なことはどのような接客をするのかよりも、どのような気持ちで接客しているのかだと思います。無理に形にこだわった接客では、心が伝わらないこともあります。心の底からお客様に喜んでいただきたいと思えば、どのような接客をしたとしても相手にその気持ちは伝わります。自分らしく接客することが、相手にとって最もとってうれしい接客なのではないでしょうか。
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