NO.68
・完全な自立型の人はいますか。
いません。「私は自立しています」という人は、自立していません。自立している人ほど、「まだまだです」と言います。自立とは理想の姿ですから、瞬間に自立することはあっても、永続的に自立していくことはできません。まわりに比べて、相対的に自立している人はいても、絶対的に自立している人はいません。さらに詳しく言えば、すべての出来事をプラス受信できる人はいません。口では「チャンス!」と言いながらも、心の中で「ピンチ!」と思ってしまうこともあります。何かを相手に求めてしまうこともあります。どんなに元気でいようとしても、休みたいと思うことだってあるでしょう。遠い世界で起きた事件を自分の責任として、出番にかえることもなかなかできません。他人に評価され、認められて木に登ってしまう自分がいたりもします。もっとできることが捜せばあるはずなのに、もうこれ以上は他人を支援することは無理だと思ってしまうこともあります。
自立しようと思うほど、自立できない自分に気がついてしまうことになるんですね。
一方、そういう自分のことを他人はどう見ているでしょうか。自分は自立していると思っていても、まわりから見れば全く自立していないように見える人もいれば、本人はまだまだ自立していないと思っていても、まわりから見れば自立しているように見える人もいます。自立しているかどうかはまわりが判断することであって、本人はひたすら理想の自立に向けて努力していくだけしかありません。自立しようとする姿勢そのものが、最も大切なことであり、それこそが自立であると言うこともできます。そう考えれば、自立をしていなくても自立していこうとする人は、自立型の人であるということができますね。
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