NO.65
・安楽の欲求と充実の欲求は両立しえないものなのでしょうか。
残念ながら両立はできません。共存していたとしても、両立しえないものを考えてみましょう。安楽の欲求は、充実の欲求に比べて、はるかに強い欲求です。私達が普段考えていることの九割以上は安楽の欲求に基づいているといえます。意識的に充実の欲求に基づいて考えようとしない限り、私達は安楽に流されてしまうものなのです。そして、どれだけ充実しようとしても、安楽の欲求に完全に打ち勝つことはできません。強大な引力で少しでも気を許せば、安楽の世界に引き込まれてしまいます。ですから私達が意識することは、安楽の欲求と充実の欲求を両立さようとすることではなく、いかに充実しようとするのかだけでいいのです。
充実した日々を送っている人ほど、何に対しても「まだまだ未熟です。努力が足りません。」と言うことがありますが、それはどれだけ充実しようとしてももっともっと大きな充実があり、それを目指しているからなんですね。充実の欲求を満たそうとしても、どれだけ努力しても足りないものなのです。実はそういう人々こそ、他人の目には本当に充実した日々を過ごしているように見えるかもしれません。本人はまだまだ充実が足りない、と言っているようでしょうけど。
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