NO.64
・ 部下にやらせると失敗するのではないかと不安になり、仕事を任せることができません。
部下にやらせれば失敗します。また、自分がやっても失敗することがあります。でも、失敗を糧にすれば自分も部下も成長します。諦めない限り本当の失敗ではありません。失敗を防ぐ方法は100万通りあります。しかしどんなに失敗しないようにしていたとしても、失敗することもあります。徹底的に練習したり、チェックリストを使って一つひとつの行動を管理したり、いつでもサポートできる体制をとったりと、考えれば考えるほど失敗を防ぐ方法が見つかるでしょう。超一流のスポーツ選手でさえ練習では1回もミスしたことがないような場面であるにもかかわらず、本番では失敗してしまうこともあります。失敗しないだろうと思い込んで、気を許した時に失敗してしまうものです。どんなに能力が高くても、ほんのわずかな気のゆるみで、失敗してしまうこともあるのです。100%失敗しない人など、世の中にはいません。失敗しないように努力し、たとえ失敗したとしても、それをまた糧にして次に同じような失敗をしないようにすることしかないのです。
ところで、相手が失敗するのではないかと不安になるというのは、実は自分自身がいつも「失敗してはならない、失敗するのではないか」と不安になっているからなのです。自分がたとえ失敗したとしても、それを次の糧にして、さらに成長していくことができるようになれば、部下が失敗するのではといった不安はなくなります。つまり、自分がまず取り組んでいかなければならないことは、失敗を糧にしてどんどん成長していくことなのです。そして、そのためにも夢を持つことが大切になります。夢を実現するためには、今までできなかったことをできるようにしなければなりません。同じことを毎日失敗しないでやることだけを考えていたのでは夢を達成することができないからです。つまり夢を持つと失敗が怖くなくなっていくものなのです。
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