NO.58
・相手の失敗をカバーすることは、相手にとってほんとうにいいことなのでしょうか。
相手の失敗をカバーするというのは、1つの手法です。手法は、状況に応じてベストと思うものを選択していくことが大切です。カバーする必要があると思えばカバーし、カバーする必要性はないと思えば、相手にどんどんやらせてみてもいいんです。
また、相手にとって、「いいこと」というのは、お客様や社会に価値と感動が提供できるようになることです。つまりカバーすることで相手が成長し、価値と感動を提供できるようになるのであれば必要なことですし、最後まで任せてやらせてみた方がいいと思った時はカバーする必要はありません。良いか悪いかは状況次第です。カバーの判断を間違ったときは、次に活かしていけばいいんです。もちろん、いつかバーをするか、どのようなカバーをするかは相手によっても変わります。常にカバーすることが必要な人もいれば、カバーせずに任せてしまった方が良いという人もいるでしょう。
ここで注意しなければならないことは、まずは自分が見本となって失敗した時にどうやってそれを次の成長につなげていくかを、目の前で行動して見せておかなければないということです。失敗を成功の糧にして、前向きに取り組んでいく姿を見せておきます。それによって、相手は失敗した時にどう考えて行動していったらいいのかがわかるからです。どこまで自分が見本となって示せるかで、相手もどんどん自らの力で失敗を次の糧にしていくことができるようになります。一方自分が見本となっていなければ、カバーしなければならない場面がたくさん出てきてしまいます。カバーしなければならない場面が多い時は、自分が見本となってこなかったことを反省する機会にしましょう。
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