NO.54
・自分にはハンデがあって、みんなと同じように体力的にも精神的にも強くありません。
人はそれぞれに置かれている状況も、能力も、体力もこれまで生きてきた経験も、知識も全てが違います。もともと生まれながらにして完璧な人などいないのです。それどころか、人は誰でも何らかのハンディーキャップを持っているものなのです。
以前、早稲田大学で講演した時、両手両足のない乙武さんにお会いしたことがあります。私が同じ状況に置かれたら、果たして彼のように明るく元気に、しかも楽しそうにしていることができるだろうかとその日は考え込んでしまいました。彼の前向きな姿、表情にショックを受けたと同じに大きな感動がありました。人は自分の置かれる状況を自由に選択することはできないかもしれません。しかし、どのような状況に置かれようとも、そこで、どう考え、どう行動するかは自由なのです。両手両足がないという身体的状況でどこまでのことができるかにチャレンジしている彼の姿は、ハンディーキャップに苦しむ青年というよりは、むしろ、ハンディーキャップを楽しんでいるかのようにも見えました。
いま自分がどのような状況にいたとしても、そこから何をしようとしているのかが問題です。いまどれだけの能力、経験、知識があるかよりも、どんな能力、経験、知識を身につけていきたいと思っているかが大切です。他人と比較するのではなく、昨日の自分と比較して前進し続けていれば、気がつくと他人よりも何かができるようになっているものなのです。他人と比較して何ができるかを考えるよりも、昨日よりも何かができるようになることが大切なことだと思います。
そしてハンディキャップが大きい人ほど、その生きる姿で多くの人々に大きな感動を与えることができます。
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