 |
 |
 |
 |
NO.33 |
・子供が騒いでいる時や寝てしまったお客様にどう接したらよいでしょうか。
・食べ物を持ち込んでくるお客様はどうしたらよいでしょうか。
・困ったお客様に接する方法は。 |
 |
困ったお客様と考えるのではなく、自分達の足りないところを教えてくださるすばらしいお客様と考えてみましょう。相手のせいにして、相手に強制しようとするのではなく、自分達の成長のキッカケに変えてしまいましょう。
例えば、トイレを汚されることを無理に辞めさせようと「トイレ汚すな!」と貼り紙をして、トイレに入ろうとしたお客様に、「トイレは汚さないで下さい」と言えば、命令されたようで良い気分はしないでしょう。しかし、「いつもきれいにお使いいただきありがとうございます」と張り紙をすると、汚す人は少なくなるそうです。もともと、汚いからこそ「汚してもかまわないだろう」と思ったお客様がいたのかもしれません。
航空会社では、小さなお子さんのために、簡単に組み立てられるパズル式の飛行機を渡してそれに熱中させたり、とってもやさしい笑顔で話しかけて安心感を与えるようにしています。楽しいことがあって、安心できるところでは騒ぐ子供達はいないのでしょう。また、ある飲食店では、棚いっぱいにマンガ本を用意しておいて、お客様が少しでも長くお店にいられるように配慮したところ、店内が静かになったばかりでなく、いつでも混んでいるように見えて、次々と新たなお客様が来られて繁盛したそうです。いつもお客様でいっぱいになっているお店って、行ってみたい気持ちになるんですね。お客様がどうしたらお店で楽しんでいただけるのかを考えることって楽しいですね。いろいろアイデアが出てきたら他のお店にも知らせましょう。きっとまわりの人たちからも一目置かれるようになるかもしれません。楽しんでいないからこそ,それを知らせるためにわざと困ったお客様になろうとしてくださっているのかもしれません。どんなお客様であれ、お店に来てくださるお客様って感謝したくなりますね。 |
|
|
 |
|
|
 |
 |
|
 |