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NO.16 |
・いつも他人に期待して、そして裏切られて苦しんでいます。
・依存型を直すにはどうしたらいいのでしょうか。
・自立するためには、具体的に何をどうすればいいのでしょうか。 |
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誰でも依存型でいることが普通の状態だと考えてみましょう。無意識でいると私達は安楽に流されてしまうため、目先のことにとらわれたり、他人に期待したり、楽なことばかり考えてしまったりするものなのです。つまり,依存型でいることが間違いなのではなく、普通の状態なのです。ですから、いかに現状の自分から自立していくか、を考えていくことが大切なことなのです。
依存型でいると、つらく感じることが後をたちません。特に人間関係では辛いことが多くなります。相手に期待してもそれが裏切られて不満となって自分に返ってきます。それらが溜まるとストレスになります。ストレスを解消しようとして、気分転換を図っても、翌日また、期待通りにならならずにストレスは昨日より強まってしまいます。次第に条件反射的に相手の顔を見るだけで、さらには相手のことを思い出しただけでストレスが強まるという悪循環に陥ってしまうかもしれません。
また、ものごとが思い通りにならないとすぐにイライラしてきます。努力しても成果がすぐに出なければ、努力を続けることができなくなり、何ごとも諦めがちな気分になってしまいます。ため息の出る回数が増えるばかりで、何となく将来いいことがあるのではと期待して待つようになります。しかし、事態は好転していきません。他人は期待する対象ではなく、信頼して支援する対象です。また、事態は努力によってしか好転しません。自立型はその過程の努力するものまで楽しんでしまいます。完全な自立型になれなくとも、自立型を目指して今できるわずかなことからやっていくことが大切なことなのです。どんな些細な事であったとしても、今までは依存型で考えていたことに対して、1日1ついや、1週間に1つだけでも前向きに考えて、取り組んでみようという気持ちを持ちましょう。自立型を目指す姿勢がほんとうの自立型なのですから。 |
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