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NO.14 |
・夢を持つことが大切なことはよくわかりますが、小さな夢でもいいのでしょうか。
・夢と言えるほど大きな夢がありません。 |
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夢において、大きいか小さいかは全く関係ありません。何よりも夢は持つことが大切なのです。夢は持って、そしてそれに向かって全力で突き進むことで、私達は人生を充実させ有意義なものにすることができるからです。ただし、大きくとも小さくとも夢である以上、それは簡単にできることがあらかじめわかっていたり、何度も達成したことがあったりすることであってはなりません。そこには困難や障害が不可欠です。あらかじめできるかどうかは分からないからこそ、集中して全力を出すことができるからです。できることが分かっていることをやる時に、私達はできるようにやるだけで、全力を出し切ることはしません。
また、できるかどうかわからないからこそ、できた時には大きな感動を得ることもできます。毎日当たり前のようにやっている顔を洗ったり、食事をしたりすることで感動を得ることはできません。しかし、事故や病気などで全く体を動かせなかった人がリハビリを重ねて、ようやく自分一人で顔を洗ったり、食事をしたりできるようになった時は大きな感動に包まれるでしょう。ですから、夢を持つということはいかなる困難を乗り越えてでも達成するとあらかじめ決意しておかなければなりません。その決意がないと、わずかな障害や問題に出会った時に諦めてしまうことになりかねないからです。夢の大きさは関係ありません。考えるだけでワクワクするような夢を持ちましょう。ワクワクするからこそ本気になれますし、どんなに大きな困難ですら感動の布石として、必要なものに思えてくるに違いありません。 |
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