 |
 |
 |
 |
NO.10 |
・いくら注意しても、しかっても全く効果がありません。こんな時はどうしたらいいのでしょうか。
・ほめることはできても、しかることができません。自分が嫌われるかもしれないという恐怖感があるからです。 |
 |
いくら注意をしたりしても、それだけで相手が気をつけるようにはなりません。また、しかったりほめたりすることで、相手をこちらの思い通りにすることもできません。人は尊敬していない人から注意されたりしかられたりすれば、相手は必ず反発して関係はより難しいものとなり、またほめられれば、何かこれから自分にとって不都合なことがあるかもしれないと疑いの念を強めてしまうことでしょう。つまり尊敬されていなければ、しかることもほめることも全く無駄どころか逆効果となってしまうのです。また、しかることで嫌われるかもしれない、という心配もいりません。しかることで、嫌われたりするというのは、実はしかる前から嫌われていただけのことです。
では、どうしたら尊敬されるようになるのでしょうか。そのためにはまず、自らが相手の見本となることです。夢を持って常に前向きで、どんな困難に対してもあきらめずにチャレンジしつづけます。 そして、次に相手がどうあれ受け入れ、信頼し、そして、できることから支援していくことです。それらの結果、尊敬されるようになると相手は自ら考えて行動するようになります。1つのことを伝えれば、相手はそれこそ10のことに気づくようになるでしょう。最後には、全くしかる行為が必要なくなってしまい、ほめるだけになるでしょう。注意したり、しかったりしなければならないということは、自分が尊敬されていないことの証です。自分自身を見直すチャンスに変えましょう。 |
|
|
 |
|
|
 |
 |
|
 |