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NO.06 |
・他者支援は具体的に何をすればいいいのでしょうか。
・他者支援が相手にとっておせっかいになることもあるのではないでしょうか。
・他者支援といいながら押しつけてしまうことになりませんか。 |
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何でもかまいません。できることは何でもやってみましょう。毎日励ましのメールを送ったり、手紙を書いたり、気になったらすぐに電話をしたり、わずかなことでも手伝ったりしましょう。できることは、考えただけでたくさんみつかってくると思います。こうすればいいという方法があるわけではありません。その都度、自分がいいと思ったこと、できることを考えて支援していくことが大切です。今できることが最も良い他者支援の方法なのです。
ここで、気をつけなければならないことは、何をしたかではなく、相手のために支援しょうという気持ちをどれだけ強く持って支援したかということです。何よりも大切なことはそういう気持ちです。
ですから、仕方ないという気持ちで支援したり、これだけ支援したのにわかってくれないといって、なげやりになったりしてはなりません。それらは、もともとほんとうの意味での他者支援ではありません。気持ちの伴わない手法に頼った支援は、むしろ相手にとってただの押しつけになったりしてしまうこともあります。押しつけとは、こちらの思い通りにしようとすることで、これは支援ではなく管理です。
また、支援する気持ちを持って相手のためにと思ってやったことでも、相手にとってみては迷惑やおせっかいになってしまうこともあります。それは、その時の手法を間違えただけです。場合によっては、すべてを相手に任せて励ますだけという支援もあるわけです。状況に応じて支援のあり方を工夫することが必要です。それでも、どれだけ考えてやったことでも迷惑やおせっかいになってしまうこともあるかもしれません。それは、また次に同じような失敗を繰り返さないように糧にすればいいと思います。 |
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