 |
 |
 |
 |
NO.44 |
・メンターは良いことだとわかっていてもできません。
・相手を優先したいと思っても、どうしても自分の都合を優先してしまいます。 |
 |
それが普通です。それはいけないことではないのです。どんなに優れたメンターであっても100%の理想のメンターはいません。ほとんどの場合、人は自分の都合を優先して考え、行動しています。ただ、考え行動することの割合が問題なのです。自分の都合を九割優先する人もいれば、八割の人もいます。しかし、この一割が大きな差になって相手に伝わるんです。
もともと人間社会は、すべてがわずかな差なんです。時には、偶然ともいえるようなわずかな差が大きな未来の差になることもあります。例えば、オリンピックで金メダルの人と、銀メダルの人、銅メダルの人との差はどれほどの差がるでしょうか。そこでは100分の1秒の差しかないこともあるんです。私達からみれば、それはまさに超人同士の比較であってどちらも大変な能力を持っている人々としか映りません。
しかし、そこでの100分の1秒の差が、金、銀、銅を分けてしまいます。
すべては、わずかな差なんですね。大きな差はできなくてもわずかな差でもいいのです。そして、それはわずかな意識の差からはじまります。自分がメンターになろうと思って、できることからはじめるだけで、実はもう立派なメンターとして相手からは見られるものなんです。 |
|
|
 |
|
|
 |
 |
|
 |